御曹司が恋したお姫様!?㊤



「───…さてと。
優梨亜ちゃん、そろそろ帰ろうか」

「そうだね」



優梨亜と北条くんがソファから立った。



「…帰っちゃうの?」

「うん。
美織ちゃんたちの無事も確認できたし」

「“無事”って………、
無事かどうかは判らないよ」

「華憐、“愛の力”ナメちゃダメよ?
絶対に大丈夫。
もう十何年越しの想いが実った2人なんだから」



そうウィンクして、じゃあね、と手を振って出ていった。


“愛の力”、か───…。


そうだよね。



< 405 / 423 >

この作品をシェア

pagetop