御曹司が恋したお姫様!?㊤
「“好き”」
「えっ………?」
いつの間にか、あたしの隣にいた潤と視線が合う。
胸が苦しくなって、視線から逃れたいのに目を離せない。
「あたしも、その潤の素直じゃないとこ。
嫌いじゃないけど」
「素直に“好き”って言えよ」
「絶対嫌──…」
潤の綺麗な顔が近づく。
あたしもその雰囲気に流されてか、目を閉じる。
お互いの吐息がかかるほど、間近に近づいて………
「華憐お嬢様」
「は、は、はっ、はい!?」