愛のトイレで危機一髪?
「お、おばさん!」


テツヤは勇気を振り絞って
おばさんに言う。



「お、おばさん!おしっこが止まらないんだ!

助けてくれえ!」


それを聞いたおばさん。


テツヤを無言で睨みつける。


頭の先からつま先まで
じっくりテツヤを吟味したおばさん。


どすの利いた低い声で
テツヤに向かってこう言い放った。



「あんた!そこから一歩でも動いて
床を汚したら承知しないわよ!ふん!」
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