愛してた
異変
異変は理科室に着いて丁度10分位の話


真奈がいない

あたしは葵に
【真奈いないんだけど知らない?】
って後の席の葵に手紙を書いた

【知る訳ねーだろ。そういえば拓海もいねんだよ】

って言われて気づいた

拓海もいないし真奈もいない

拓海はサボりかなあ
と思い気にしなかった

あたしは真奈のことが気になり周りの友達に聞いてみたが

「拓海君に呼ばれてたよ」
といわれた
最近妙に拓海の視線を感じると思っていた

まさか告白かなあとか
ウキウキしてたら

ガラッ、
「すみません、保健室行ってました」
といいながら拓海が入ってきた

えっ!?真奈は?
なんで拓海だけ?

もう授業も終盤だし二人で戻ってきたら怪しいため拓海だけ戻ってきたのだろうとおもって気にしなかった
授業が終わり教室に戻ると真奈のかばんは無く帰ったみたいだった
「拓海ー真奈知らない?」
と聞いたところ

「さあ、早退じゃね?知らない」
と不機嫌気味...
早退?さっきまで元気だったのになあ..
「まあ帰りにすればいっか..」
それからの授業はつまらなかった

いつものように葵と馬鹿騒ぎして
帰りは葵が送ってくれた

凄く嬉しくて時間が止まればいいと何度も思った

しかし今は真奈のことが心配で仕方なかった
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