色葉
体育は特別科の10組と
10組に主人がいる9組の侍従と合同で行われる
オレが着いた時には清がグラウンドにめり込んでおり、
長がエリサに平身低頭して謝っていて
特別科の連中は冷たい目
エリサは微笑んで『気にしないように』と言ってるように見える
美鈴はエリサの斜め後ろで油断なく周りを警戒
スポーツ科の他のやつらは妙に申し訳なさそうにしてる
この様子からして
清がエリサに飛びつくように反応
スポーツ科の面々はエリサの美貌に見とれていて反応できず
優秀すぎるほど優秀なエリサの侍女美鈴は清を抹消対象として認識
排除
結果こんな感じなんだろうな
教師がいないのは保健医のとこにでも行ってるのか?
秀に話を聞いてみればおおよそ正解のようだ
うん。なんてわかりやすいパターンなんだろ
清ももうそろそろ学習すればいいのに
ただ教師が来てないのは遅刻なんだそうだ
「陣くん休み時間毎にどっか行ってるけど何してるの?高橋先輩が遅れるって伝えに来た時は驚いたよ」
「あ~色々あったんだよ。それにしても空気が悪いな」
「まぁ特別科の姫に対しての狼藉だからね。しかもスポーツ科は前科があるし?」
「なんのことか全くわからないな」
「そう?入学式でやらかしちゃった人なんだけど心当たりない?」
「あぁ~オレが悪かった。もっと建設的な話をしよう。これをどうにかできるアイディアない?」
「何も。ただもうそろそろ石岡さんがかわいそうだから止めてきてよ。
かれこれ10分くらい謝ってるし。止めてくれる人がいないと収まりつかなくなってる気がする」
「そうだな。長にはいっぱい借りがあるし一つ返しておくか」
「はぁ。何言ってるの?これも元をたどれば・・・・・・・・・・・・・・・」
秀の言葉を最後まで聞かず長のところへと足を進める
10組に主人がいる9組の侍従と合同で行われる
オレが着いた時には清がグラウンドにめり込んでおり、
長がエリサに平身低頭して謝っていて
特別科の連中は冷たい目
エリサは微笑んで『気にしないように』と言ってるように見える
美鈴はエリサの斜め後ろで油断なく周りを警戒
スポーツ科の他のやつらは妙に申し訳なさそうにしてる
この様子からして
清がエリサに飛びつくように反応
スポーツ科の面々はエリサの美貌に見とれていて反応できず
優秀すぎるほど優秀なエリサの侍女美鈴は清を抹消対象として認識
排除
結果こんな感じなんだろうな
教師がいないのは保健医のとこにでも行ってるのか?
秀に話を聞いてみればおおよそ正解のようだ
うん。なんてわかりやすいパターンなんだろ
清ももうそろそろ学習すればいいのに
ただ教師が来てないのは遅刻なんだそうだ
「陣くん休み時間毎にどっか行ってるけど何してるの?高橋先輩が遅れるって伝えに来た時は驚いたよ」
「あ~色々あったんだよ。それにしても空気が悪いな」
「まぁ特別科の姫に対しての狼藉だからね。しかもスポーツ科は前科があるし?」
「なんのことか全くわからないな」
「そう?入学式でやらかしちゃった人なんだけど心当たりない?」
「あぁ~オレが悪かった。もっと建設的な話をしよう。これをどうにかできるアイディアない?」
「何も。ただもうそろそろ石岡さんがかわいそうだから止めてきてよ。
かれこれ10分くらい謝ってるし。止めてくれる人がいないと収まりつかなくなってる気がする」
「そうだな。長にはいっぱい借りがあるし一つ返しておくか」
「はぁ。何言ってるの?これも元をたどれば・・・・・・・・・・・・・・・」
秀の言葉を最後まで聞かず長のところへと足を進める