宙機オデッセイオン01
青年ジェミー
こんな清々しい宵はめったにない…

ジェニファは今初夏のロサンゼルス港で中間の待つフェリーボートに自家用車でやっと到着したばかりだ

ジェニファは大学生…今、地球外生命体の論文をこしらえて四苦八苦している最中だ。

彼女は彼女のキャンパスメイトの待つ大型のフェリーボートのタラップを登って行った。




「女王様…これはこれは…」
キャンパスメイトはいつもそうやってからかう

ジェニファはそれに慣れてしまっている

確かに貴族的な気品と爽やかさをたたえた彼女の風貌に
気を惹かない若者はそうそう居ないだろう

彼女は誰でも惹きつける独特の魅力を備えていた。

「ジョージ まったく、やめてよ私の親族に貴族なんていないわ」

ジェニファはすぐジョージに突っかかっていく始末だ

確かにこの二人の仲は特別なものといってよかった。
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