Love Step
「怖くないかい?」


怖いと言われたらやめるしかないのに聞いていた。



すぐに返事が返って来る。



「怖くない……」


杏梨は俺に手を伸ばしてきた。



驚きだ。



いつの間に……ほんの数日で……大人になったのだろう。



その反応に勇気付けられて可愛い唇に口づけを落とした。




ためらいがちのキスも、杏梨の方からだんだんと舌を絡めてくるようになった。


舌で杏梨の口内をたっぷり愛撫し吸い上げる。


もっと感じて欲しい。


痛みなど感じないほど感じて欲しいと思った。


俺の分身が痛いほど張り詰めている。



「んっ……あっ……」



甘い声に俺は呟いた。



「愛している」



杏梨は更に甘い吐息で応えてくれる。



胸に手を置くと杏梨のドキドキが手に伝わってきた。



ツンと張り詰めたピンク色の胸を口に含む。



幼いと思っていた杏梨の身体は、魅力的なスタイルに変わっていた。



胸は華奢な身体に大きすぎない、ちょうど俺の手にぴったりくるサイズだ。


愛しい子の胸を愛撫する。


とろけそうなほど柔らかく、俺をメロメロにさせる。


杏梨の身体はビクンと振るえ、もっと愛撫して欲しいかのように弓なりになった。



「ぁ……ゆき……ちゃん……」



「やめて欲しいかい?」



そんな事にはなって欲しくないが聞いていた。



一番大切なのは杏梨の気持ちだ。



杏梨は即座に首を横に振ってくれた。



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