Love Step
* * * * * *



杏梨は駅のホームに立っていた。



帰りの電車を待っているとポケットの中の携帯電話が振動した。



「?」



急いでポケットから出してみると、峻からだった。



「も、もしもし?峻くん?」



『よっ!ガキンチョ 元気か?』



「う、うん 元気だよ?どうしたの?びっくりした」



『いや……どうしているかなって、』



「ゆきちゃんの事、心配してくれているんだ?わたし、大丈夫だよ?あんな事書かれて腹はたったけれど 今はわたしだけを愛してくれているんだもん」



『おっ?言うようになったな』



峻は電話をしなければ良かったと後悔した。



なんだよ あてられる為にかけたのか?俺。



「あっ!電車来ちゃった じゃあね 峻くん」



杏梨は急いで言うと電話を切った。



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