Love Step
「うるせえな、オレにはオレのやりかたがあるの Hすればオレのいい所なんてすぐわかるさ」



え、えっち!?



杏梨は叫びだしそうで両手を手を口に当てた。



刺激してはいけないと本能が言っている。



自分がスカートなのが急に気になり、震える指でスカートを撫で付けた。



「そういう仕草もそそられる」



杏梨の髪に指を絡めては離し、そして撫でている。



杏梨は動けずに固まったままだった。


「や……やめてください」



髪に触れる手を衝動的に払った。



「子猫ちゃんはとげとげしいな」



あきらは目を伏せる杏梨を見て本当に苛めて泣かせたくなるほど可愛いと思っていた。



あの男と一緒に住んでいるのだから身体は慣らされているに違いない。


18歳、たまらねぇ



「帰らせてください」



あきらがそんな事を考えているとは思っても見ない杏梨は顔をあげてやっとの事で言った。



「む~り~ もっと話をしようよ 琴美、お前は帰って良いよ」



杏梨がビクッとし、恐怖に満ちた顔で琴美を見た。



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