銀の姫~最終章~




お風呂を
上がった後は
ミナが丁寧に
髪を乾かしてくれた


髪が乾いたら
ミナは

「お休みなさいませ」


と、言って
部屋を出て行った


私は寝ようにも
眠れないので
部屋のベランダに出た


空を見上げると
輝く無数の
星達と柔らかく
光る満月があった


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