忘れられない人
「お待たせしました。」
私がボーっと一人で妄想にふけっている間に、注文したものが運ばれてきた。
「わぁ、おいしそ♪いっただっきまぁす!」
大きなパフェを前にして、みちるは嬉しそうにスプーンでアイスをすくってはほお張る。
「咲妃も一口食べる?」
みちるが甘い誘惑をしてくるが、一口食べたら、絶対収まらなくなるのがわかっているので、
「・・・我慢します。藤咲さんのためだもん。」
と、断固揺るがない固い意志を見せた。
そんな私に、
「藤咲先輩は、痩せることないって言ってましたが・・・?」
「そりゃあそうだけど・・・。あの細さ見たでしょぉ?!並ぶと私の腕と同じくらいなんだよ、腿の太さ!」
私がガリガリが好きなのは、自分にないものだから・・・かもしれない。
私がボーっと一人で妄想にふけっている間に、注文したものが運ばれてきた。
「わぁ、おいしそ♪いっただっきまぁす!」
大きなパフェを前にして、みちるは嬉しそうにスプーンでアイスをすくってはほお張る。
「咲妃も一口食べる?」
みちるが甘い誘惑をしてくるが、一口食べたら、絶対収まらなくなるのがわかっているので、
「・・・我慢します。藤咲さんのためだもん。」
と、断固揺るがない固い意志を見せた。
そんな私に、
「藤咲先輩は、痩せることないって言ってましたが・・・?」
「そりゃあそうだけど・・・。あの細さ見たでしょぉ?!並ぶと私の腕と同じくらいなんだよ、腿の太さ!」
私がガリガリが好きなのは、自分にないものだから・・・かもしれない。