忘れられない人
「ははっ、そうだね。」
つられて笑ったものの、今の一枚の写真が私にとっては大事な記念だった。
あとで絶対、湊に請求しよう!
「あと・・・ね。」
「ん?」
「携帯番号とメアド、教えてもらっていいかな?」
バイクに乗せてくれる・・・と約束してくれた時点で、携帯番号を聞かなくては・・・と思っていた。
「いーよ。さっきの名刺貸して?」
あっさり凌は承諾すると、私が差し出した名刺にさらさらと、番号を書き出した。
「あ、じゃあ、私があとでメールするね。」
「うん、よろしく。会社のメールだと、席に着いたときにしか見れないから、用があったら携帯にして。返事、遅くて悪いんだけど。」
「うん、遅い。4日後に返信されたの、はじめて(笑)。」
「ごめんな。今度からも少し早く返すから。湊にもよく、それで怒られるんだよねー。」
つられて笑ったものの、今の一枚の写真が私にとっては大事な記念だった。
あとで絶対、湊に請求しよう!
「あと・・・ね。」
「ん?」
「携帯番号とメアド、教えてもらっていいかな?」
バイクに乗せてくれる・・・と約束してくれた時点で、携帯番号を聞かなくては・・・と思っていた。
「いーよ。さっきの名刺貸して?」
あっさり凌は承諾すると、私が差し出した名刺にさらさらと、番号を書き出した。
「あ、じゃあ、私があとでメールするね。」
「うん、よろしく。会社のメールだと、席に着いたときにしか見れないから、用があったら携帯にして。返事、遅くて悪いんだけど。」
「うん、遅い。4日後に返信されたの、はじめて(笑)。」
「ごめんな。今度からも少し早く返すから。湊にもよく、それで怒られるんだよねー。」