不良BoyにLoveMAX
私はとにかく金髪不良を怒らせないために笑顔で謝る。
「すいませんでした!もう行かなきゃいけないんで」
そう言って逃げようとしたらいきなり腕をおもいっきり掴まれた。
「可愛いから付き合ってよねー。ぶつかったお詫びとしてさ」
「むっ無理です!」
多分私は今、世界一不幸な女子高生だと思う。
誰か・・・助けて!
「おい、なにしてんだよ」
いきなり低いどすのきいた声が前から聞こえた。
「はっ?なに?お前には関係ねえだろ」
「俺に逆らうなんて馬鹿だな」
そう誰かが言ったかと思ったらいきなり私の腕を掴んでいた金髪不良がどこかへ飛んで行った。