桜の木の下で
「おはよう!」
「亮くん!おはよう」
「家こっちなんですか?」
「ああ、そうだよ。亮くんも?」
「はい、あそこのマンションです」
「あ、そうなんだ!」
意外とわたしの家と近かったんだ。
「今から朝練ですよね?俺も一緒に行ってもええですか?」
「もちろん」
「ありがとうございます!」
朝から元気だなあ結城くん!
「…あ、高橋さん」
急に結城くんが改まった。
「ん?」
「…昨日はすんませんでした」
「…昨日?」
何のことだかわからないわたしとお兄ちゃん。