俺の気持ち、君に届け。【ホワイトデー企画】
「滑るか?」


「だね…。」


蓋をして、箱と包装紙を鞄に入れた時、未知留の手を取った。


受け付けを済ませ、スケート靴を借りて、リンクに行った。

「うわっ、凄い人。」


「ま、ホワイトデーだしな?」


「私…スケート無理かも…。」


引き攣った顔をして、リンクを見つめる未知留。


「俺が支えてやるから、心配すんな。」

「う…うん。」


「手…貸して?」


俺が左手を差し出すと、恐々右手を出して俺の手を掴んだ。

「怖いよぉ…。」


「大丈夫。離さないから怖がるな。」



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