不器用な先輩




とりあえず待つしかない私は、公園で遊ぶ子どもたちを見ていた。



子ども好きな私には、見ているだけですごく和む。



おかげで、緊張していたのはなくなってきた。




暫く子どもたちを眺めていると、先輩は飲み物を二つ持って戻ってきた。



「あやっちお茶でいいんだよね?」



「あ、はい。」



「ん。じゃあ、これ」



先輩は、私にお茶を買ってきてくれていた。




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