不器用な先輩


「はやく乗れ。」


「は…い…?」



「俺の後ろ、乗れ」



「はあ…」


こううなずくしか出来ない。



「お前を迎えにきたんだ。文句あるか?」


「ないです。」


あるわけがない。

だって好きかもしれない人に迎えに来てもらえるなんて。

こんなすごい人に迎えに来てもらえるなんて。


嬉しくないはずがない。


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