もう一度・・
ヘルメットを被ったままの声・・この声は・・ルカ?


いきなりヘルメットを渡された。

「!!!」

「早くつけて乗って!」


ヘルメットを被り、私は・・気づいたら背に手を回し、バイクは走りだしていた・・


気がつけば・・昨夜、来た場所だった・・


バイクから降りて声の主はヘルメットを外した・・

「美穂・・いきなりでびっくりだったろ?」

やっぱりルカだった。

「ルカ・・あなただったのね・・ありがとう・・」


「あの男・・もしかして・・」


「うん・・元彼・・別れたくないって・・でも私はもう駄目だから・・」


「・・・そうか・・」


気づいたら・・ルカが抱きしめてくれた。


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