狼彼氏×子兎彼女

｢んだよ｡誘ってんのか？｣


｢さ、誘ってなんかないよ…

ゆ、悠弥が…｣


｢俺がなんだって？｣



言えないーっ!!


視線痛すぎなんだから～っ。


ってか顔近いんですけどっ!!


悠弥の顔があたしのすぐそばまで

近づいていた｡


は、は、恥ずかしいじゃん///



｢夜、風呂入ってから俺の部屋こい｣


｢へっ!？｣


｢とぼけてんじゃねーよっ｣



そう言って掴んでいた、

あたしの手を離した｡


力が入っていないあたしの手は、

するすると脱力し、水につかる｡



｢ほら、着替えに行ってこい｡風邪ひくぞ｣


｢う、うん…。｣



そう言ってあたしはシャワーを浴び、

更衣室へ向かった｡