狼彼氏×子兎彼女
「離してっ」
そう言って 悠弥の体を
ぐいぐい 押すあたし。
「や~だ」
「んっ/// いじわる…。」
そうやっていつも 困らすんだから
ふいっ…
悠弥は急にあたしの体を離す。
「今日は これで許してやるよ」
「えっ…」
そのまま 服を着るため
ベッドからでる悠弥。
いつもならもっと攻めてくるのに、
今日は…。
「なに? まだやりたかったの?」
いつの間にか服を着終わっている悠弥。
そのまま あたしの上に 覆い被さる。
そしてあたしを真剣な目で見つめる…。
一瞬にして時が止まる…。
いつもと…違う…………。
「し、したいわけないじゃん!」
「なら早く服着ろ」
そう言って悠弥はベッドから離れ、
冷蔵庫を開けジュースを飲んでいる。
なんだろ…この感じ…
あたしの頭には嫌な予感が
頭をよぎるのだった。