キミと太陽と飛行機雲
そう。
キミが何となく私と一緒にいることを、私は知っている。

「終ーわり」

『好き』か『嫌い』かならば、『好き』だからだ。
単に気が向いたから、『サボリ仲間』を作っているだけだ。
だって私達は群れることなんて好まない。
教科書を詰めたカバンを手に立ち上がり、待っていた相手を見遣った。

「行こう」

私の毎日は、キミの気まぐれでできている。
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