LOVE★work
「君と僕は、今日からパートナーだ。
一緒に頑張ろう」
そう言って差し延べられた手を、俺は強く握り締めた。
この日、長かった序章が終わって、
新たな章の幕開けとなった。
この人、荒川直也と出会った事。
それは俺が世界一に向けて走り出す、スタートの合図だった。
後に荒川直也とは、強い信頼関係で結ばれた仲になる。
異国の地で、新たな章を迎える。
約16年生きて来た俺の
第2章が始まる。
この幕開けが、俺の人生にどうなるかは
まだ何もわからない。
俺はまだ、足を踏み出したばかりだから……――。
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