LOVE★work
つーかそんな事を想像したくないって正直に思う。
俺の中では琉莉は大切な存在。
琉莉が好きかって聞かれたら、迷わず好きって言える。
これは他の奴では到底有り得ない。
無意識にそう感じて、琉莉を彼女にしたんだろうな。
「返信きたし…」
久々に心臓バクバクしながら、受信箱を開いた。
――あたしもごめんなさい。
大嫌いって言ったけど、本当は嫌いじゃない。
大好きだもん。
ツアーはね………
「長すぎ…」
だけど、琉莉のメールを打つ姿を想像したら、なんか面白くて…。
すごく心地よかった。