最低最高カレシ



そのままあたしたちは細い路地裏に入った。


他愛の無い話しをして…笑ったり怒ったり…


「でねー!!」



まあ話すと言ってもあたしが一方的に話しているだけだけど。


ちょうど、つま先立ちの話しをしている時だった。


「これ、結構難しいんだよ!!」


そう言ってあたしは`つま先立ち´をしてみた。


…あたしはドジだから。

ドジでマヌケでアホだから…


-グラッ!!-


「きゃぁっ!!」


こっ転ぶっ!!


あたしは目をつぶる。





< 24 / 106 >

この作品をシェア

pagetop