最低最高カレシ


いつも助けられてる…

お礼しないと…


「なんかして欲しい事とかない?物とか。」


「うーん…。」


長い沈黙。


ドキドキ…何言われるんだろ。


「…じゃあ。これから毎日俺の部屋に来ること。いいな?」


そう言って首に腕をまわす。


ドキン…顔が近いぃ…


「…伊織?顔赤いよ?」

何で…こうゆうときだけ優しいんだろ…。


ずるいょ…。


「わかったっ…」


下を向いて答えた。



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