最低最高カレシ
最高

好き



【side:伊織】


--*---*--・・・


-登校中-


「だからごめんってばぁ…。」


「ぜってー許さねー。」


あの時映画の途中に寝てしまったあたしはそのまま爆睡してしまい…
初デートは呆気なく終わってしまった。



そして、今はそんな昨日の事を必死で誤っている。


「ちゃんと起こしたの?」


「起こしたよ!!何だよ…俺のせいかよ。」


「ち、違う!ごめんね…。」


そんなやりとりが続きながら学校へ到着。



「いっおちゃーん☆おはょ!」


-ガバッ-


「んきゃ!?」


誰かに後ろから抱きつかれた。


潤が隣にいるのにぃ…。


「太陽ぉ…おはょ…ぁの…。」


「てめー。離れろ。」


さっきよりさらに低い声で潤が太陽を睨む。



こ…怖いぃ…。


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