青空の紙ヒコーキ
隣、君のそば
*陽side*
ハメられた。
と言うしかないだろう。
久しぶりに向き合ったはるは、なんだかいつものはるじゃないみたいでちょっとこっちが動揺する。
案の定、久哉は笹川さんの隣で嬉しそうに手を振っている。
しかも口パクで
『俺に感謝しろよ!!あとは任せた!!』
とか言ってきた。
久哉にとっては俺をはると二人っきりにしたいという気持ちと、笹川さんと二人になりたいという気持ちと半々ぐらいだと思う。
それにしたっていつの間にチケット交換したんだろう?
笹川さんと事前に打ち合わせておくような素振りも全くなかったし…
というか、
自分が鈍くなっただけかな。
冷静さを失ってた。
隣にいつもいたはずの君がいなくなったから。
ハメられた。
と言うしかないだろう。
久しぶりに向き合ったはるは、なんだかいつものはるじゃないみたいでちょっとこっちが動揺する。
案の定、久哉は笹川さんの隣で嬉しそうに手を振っている。
しかも口パクで
『俺に感謝しろよ!!あとは任せた!!』
とか言ってきた。
久哉にとっては俺をはると二人っきりにしたいという気持ちと、笹川さんと二人になりたいという気持ちと半々ぐらいだと思う。
それにしたっていつの間にチケット交換したんだろう?
笹川さんと事前に打ち合わせておくような素振りも全くなかったし…
というか、
自分が鈍くなっただけかな。
冷静さを失ってた。
隣にいつもいたはずの君がいなくなったから。