青空の紙ヒコーキ
隣にはいつも
* * *
年が明けて、学校も始まった。
そんな1月の後半。
もう3週間近く、ろくに話してない。
陽と。
あたしの口から出てくるのはため息ばかり。
「ねぇはる…
あたし、ため息しかここんとこ聞いてないんだけど?」
「だって…
ため息しか出ないんだもん。」
放課後、あたしは梨絵とファミレスに来てる。
「あれ?
はる、それだけしか食べないの?」
「食欲ないー…。」
いつもなら3品くらい頼むのに、今日は1品。
しかも鶏の唐揚げ。
前だったらただのおかずだったのに、今や主食。
年が明けて、学校も始まった。
そんな1月の後半。
もう3週間近く、ろくに話してない。
陽と。
あたしの口から出てくるのはため息ばかり。
「ねぇはる…
あたし、ため息しかここんとこ聞いてないんだけど?」
「だって…
ため息しか出ないんだもん。」
放課後、あたしは梨絵とファミレスに来てる。
「あれ?
はる、それだけしか食べないの?」
「食欲ないー…。」
いつもなら3品くらい頼むのに、今日は1品。
しかも鶏の唐揚げ。
前だったらただのおかずだったのに、今や主食。