○ピンキーリング○
本当の気持ち
でも、このとき自分でも分かった。
今まで嫌いだったんじゃなくて、我慢してきたことが。
アクセサリー、そんな響きはアタシのなかの憧れだったのかもしれない。
そうじゃなきゃ勝手に口が動くわけがない。

「今日は、そのまま行ってもokだよ!」
この前は、家に帰ったし今日ぐらい。
「いいの?」
「このアタシが嘘つくとでも??」
あんまり聞くとアタシだって気が変わっちゃいますよ。
「いえいえそんな、、、。早く学校終わらないかな。」
今、話そらしませんでした?
適当だねぇ。
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