悪魔の生徒会長。
アイツ。
朝。誰かの声で目がさめた。
「んっ....。」

ガタンッ

「ふぇ?・・・ゆ・・・め?」
「大丈夫か!?」
とても心配そうな目でおにぃちゃんがこっちを見ている。
「・・・うーん。」
「どしたっ?」っと可愛らしいまんまるな目でこっちを見ている。
「ううん!何でもないよっ!」
いゃ。何でもなくない。だって・・・。夢でとってもかっこいい
男の人がこっちに近づいて・・・・。そこで残念な結果に。
でも、なんかが聞こえた。気のせいかなぁー。
でもたしかに・・・・
「うわぁぁぁ」

ガタン

「どーしたの??マリカ」
「いったぁー・・・」
やっば・・・。足ズキズキうるさい。
「マリカ?」
痛すぎてままの言葉も頭に入らなかった。
「大丈夫!へーきへーき」
っと言いながらも痛い・・・。転ぶの多いな。
ため息を一回ついた。まだ朝なのに疲れたな。
「ごちそうさま。」
歯をみがいて、顔も洗った。準備満タン!
「いってきまぁーす。」
歩いているとふっと右をみた・・・。
あ。うわぁーかっこいい男の子。
ちょっと茶色の髪の毛。綺麗な鎖骨。綺麗な指、手、鼻、口、輪郭、体。
すべてが合っている。まるで王子様みたい・・・!!

ゴツン

「ひゃあ。いったぁー・・・。」
「大丈夫??」
私の目の前に出てきたのは綺麗な手。
もしかしてと顔を上げると・・・やっぱ。さっきの王子様じゃん。
まじかで見るとかっこいい///

「・・・ふっ。マジ馬鹿だな。お前」


「はぁ?」
あの・・・。その顔に似合ってませんけど・・・。
性格・・・。
「なに?1年?」
「はい・・・。そうです。」
「ふーん。そっか。」
うわぁ~上を見ている時かっこいい///
だめだめ。こんな奴。
「一緒に学校いこうぜ。」
えっ?こんなかっこいい人と?いいのかなぁ~。
しぶしぶ隣で歩いてたら、同じ制服の人がこっちを向いた。
「あのぉー。一ノ宮先輩っ。ずっと・・・」
「はい。ストップ!!」
隣から聞こえてきた声。
「俺・・・

グイッ





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