-short story-
-俺-






○千佳side○






[女ったらし]それが俺。



昔から[カッコイイ]って周りから言われ、調子こいた俺は可愛い子を見つけては誰でもひっかけた。




何股かなんてわからない。



本当に最低な男でしょ?




そこら辺は自分でも最悪ってことぐらいわかってる。


でも、満たされない何かを埋めようと、こんなことを繰り返していた・・・・・・。



でも、そんな日々を変えたのがアイツだった・・・・・・。




「キャー!!玲夏様ぁ~♥」



バスケ部の助っ人で試合に出ている。

そして、運動神経良いからさっきからバンバンシュート打っては
女子に騒がれている。



長い金髪がサラサラと揺れててすごく綺麗。


ものすごくちゃんと手入れしてるのが見てるだけで良くわかる。



「どーだ!柚夏!!」




今日は玲夏は無理やり柚夏を連れて来て、見せびらかそうとしていた。





俺はその付き添いに来て・・・・・。








・・・・・・でも・・・・・・・・・・










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