**スキって言ってよっ!!…**

「組長代理から許可も出たしよ俺は帰るぜ…暇になったら来るからよ。」


“じゃーな”と言うと、来たときと同じ様に玄関先で何やら暴れて、乱暴な運転で車を走らせていった。

部屋に残されたのはあたしと陵と組員二人。

組員は陵の兄だと知ってからは黙ってしまっていた。

陵があたしをチラリと見て睨んだ。


「どうするんですかっ!!お嬢…」


(うんっ…本当にどうしよ(汗))


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