腐女子とナル男の奮闘記。
「はぁ…美しい」
思わず感嘆してしまう。
でもここで時間を無駄遣いしている場合じゃない。
購入はすんだのだ…後は楽しむだけ!
そう!GO!マイホーム!
「あっれえー?☆お嬢だっ!お嬢がいるよんっ!」
足を一歩前へ進めたとき、そんな声が聞こえた。
振り向くとそこには、あの学園の男達がいた。
「あっ、ほんとじゃん!権太が惚れた女!」
あーあー、何か今幻聴が聞こえたな。
「すみませんがあたしは今急いでますから。じゃ」
でも気付くと目の前に立ちはだかっている男達。