運命の恋~先生を抱きしめたい~
少し寝て
真理子の気配を求めて
真理子の部屋のドアを開けた



その部屋に


一瞬真理子の姿を見つけて
俺はその姿を
見失わないように


抱きしめた。




真理子の細い骨ばった感触ではない
やわらかくて
温かい身体に


俺は現実に帰った。




おそるそる
俺は体を離して愕然とする。
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