運命の恋~先生を抱きしめたい~
思い残すこと
私の思うように
花たちは琉仁にアレンジされている。


「すごいわ・・・・」



琉仁はそんな声も聞こえないように
集中している・・・・
静かな時間が流れて

琉仁が

「これでいかがですか?」

と聞いた時
私の目から自然に涙が流れた


「紅?どうした?」



「あ…ごめんね
なんか感動しちゃってて……
すごいわ…私が表現できなかったものを
作ってくれたみたいで……」


「てへへ・・・」

花とは似つかわしくない
男らしい琉仁が美しい花をキレイに
アレンジする


「頑張ってるんだね
すごいよ、えらいよ」


「紅に褒めてもらえたら俺
もっと頑張れる・・・・
おまえのおかげだよ・・・・・
ありがとう・・・・」


琉仁も目をゴシゴシと拭いた。


「おまえに見てもらいたかった。
あの時おまえを傷つけて
ここから去った時からずっと……
見てもらえるなんて……最高にうれしい」



「琉仁・・・・・」



少し救われたような気がした。
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