運命の恋~先生を抱きしめたい~
すぐに月城先生に電話をかけ直した。



「錬くん?紅?
いいや・・・・一緒じゃないけど……
母親のホテルじゃないか?」


 先生とご飯するって・・・

頭がパニックになっている


母親のホテルに電話をかけると
フロントが昨日チェックアウトしたと
教えてくれた・・・・・



「どうなってるんだ・・・」


立ち上がって部屋を出ようとしたら
エプロンに引っかかって
落としてしまった・・・・


「紅の・・・」

慌てて拾ったら
ポケットから四角い箱が落ちて
それから紙が舞うように地面に落ちた。



 まさか・・・・



震える手でその紙を拾い上げた。
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