偽りなき恋
時計を見ると約束の1時間前だった。
夢の事は忘れ急いで準備をして約束の場所へ向かった。


約束のレストランの前に行くと彼女が立っていた。


『ゴメン。ほんとゴメン。
待たせてゴメン。急いだんだけど・・・』

彼女は笑って

『約束の時間から2分しかたってないですよ。

タカシさんって良い人ですね。』


『えっ?2分・・・』

『早く入りましょう。タカシさん』
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