偽りなき恋
『本当ですか?
なんか見覚えありませんか?』

『・・・はい。見た事もあるような気がするんですが、記憶には無いですし。』

『・・・そうですか。』

『・・・あの、誰なんですか?』


『あいつはですね、もう1つの指紋の人物です。
傷害などで逮捕歴があるので比較的に早く発見できました。』


タカシはそれを聞くと驚いて、その男の顔を見つめた。

いくら見ても思い出せない。会っているはずなのに。
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