先輩の背中




アタシの少し前を歩く先輩。


温かくて、大きい先輩の手と、冷たく冷えていて、小さいアタシの手。



とてもドキドキする。


それにとても嬉しい。





だけどそれより。


先輩の大きい背中がこんなに間近で見れるのが、嬉しい。



ずっと追いかけてた背中が、こんなに近くにあるなんて。



自然と笑顔になる。



やっぱり先輩が好き。



大好き。



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