恋の贈り物
時間は、午後6時。

私はさっきまで着ていた制服を脱ぎすてて前に隆己が可愛いと言ってくれたお気に入りの、服に着替えた。

隆己からメールなんて珍しいなぁ

てゆぅか何なんだろう。

もしかして愛の告白とか・・・

頭の中は、どんどん都合のいいように考えていく。早く会いたいなぁ

そんなことばかりを考えながら私は家を出た。

そして、少しすると隆己の姿がみえてきた。コンビニの前でポケットに手を入れて
まっている。

「亜由~」

隆己は私に気ずいたのか手を振りながらこっちへ来た。

「じゃあ、どっか行きますか、」

「う、うん」

私達は、近くのバーに入った。

「・・・・」

沈黙が続く・・・

「あ、あのさ、何か喋らない?」

「そうだなぁ・・・」

そしてまた、沈黙が続く・・・

「あ、あのさぁ」

「え、あ、うん」

私は、急にはなしかけられてちょっと驚いた。

「俺、実は好きな人いるんだぁ」

「だ、誰?」

私は、期待と不安で満ち溢れた感情をおさえながらおそるおそる聞いた。

「俺さぁ、木ノ下が好きなんだ・・・」

へ、?ゆ、唯?私は、ショック頭が真っ白になった。

「そう、なんだ・・」

「それで、亜由だったら木ノ下と仲いいじゃん」

「あ、うん」

「だから、お願い協力して!」

「・・・・」

意味わかんないよ!。何でアタシに言うの?私は、黙り込んだ。

「亜由?」

隆己が不思議そうに見てきた。

「あ、うん。がんばってね・・・」

「おう!」

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