年下との恋愛

幼なじみ×幼なじみ


「へえ…ブス」

…え?

アタシから見て、かなり麻里さんは可愛いのに…






「あんたムカつく。」

「だって、お前不細工なんだもん」

「なっ」

「何?可愛いと思ってた?」

「…し、しねっ馬鹿野郎」

「あ?」

「あ、アンタさ、この人の彼氏になってあげてよ。コイツあたしの彼氏好きなんだけど、フられて可哀想なんだよね」





可哀想?どこが?

「は?お前…小林と付き合ってんの?」

「あたり前じゃん」

「小林!」

翔が小林君の名前を呼ぶ

「お前さ、こいつの事好きなの?」

「…麻里は幼なじみで…」

「へえ、じゃあ、実結…貰っていいの?」




「お前…なんか言えよ」

小林君は黙ったままだ

「麻里は…幼なじみ…松本さんは…」

「好き…なんだろ?」

「…」

「ハッキリ言えよ」

「…史華に似てるから…」

「史華?誰だそれ」

「…史華は…」

すると麻里さんは

「あたしが話す」

といい、はなしだした

「アタシと優貴と史華は小さい頃からずっと仲良しだった。ただ、小5の時に史華が優貴を好きになったの。アタシは、もっと前から優貴が好きだったの。でも言えなかった。理由は優貴の好きな人は史華だから。両想いだった。けど、3人で久々に遊んだ時…史華は…死んだ」

「え…」

「優貴は信号を渡ろうとしてた、けれどバイクが突っ込んで来た。史華は優貴を押し倒した。史華はバイクに跳ねられ…病院に運ばれた。その後…、一時間も経たないうちに…史華は死んだ。」


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