=キング of ビースト= 2



かなり広い部屋。窓が大きくたくさんの光が部屋に差し込んでいる。たぶん12畳ぐらい。…洋室だからよくわからないけど。


そこにあるのは大きなダブルベッドと小さなスタンドだけ。


夜琉はベッドに私を下ろした。

ふかふかで柔らかい肌触り。

夜琉は優しく私を下ろした後、窓のそばまで行き黒色のカーテンを閉めた。


真っ暗になった部屋。


夜琉がベッドに腰掛ける音がして、


「寝ろ。」


と言う声と共に私の額にひんやりとした大きな手が触れた。



< 53 / 384 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop