キミの隣へ




―――バカだよね。




あたし。



やっぱり心のどっかで雄輔に会いたいって思ってる。

あの笑顔が見たいって。

あの声が聞きたいって思ってる。




あたしはまだ重たい足をあげて歩きだした。



目の前にある雄輔の家。


そしてあたしの目に映ったのは…――、


遠藤雄輔。






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