キミの隣へ
恋する乙女


――――彼専用のカラー。




ベッドに寝転んで天井を見上げる。




「雄輔は………」





「好きなんでしょ?」





天井ではなくお姉ちゃんの顔が見える。




まだいたのか。



「いいじゃん雄輔くん。カッコいいし…俊也のが何倍もカッコいいけどね」



「雄輔はただの幼なじみだから」



なんか、

最近そうも思えなくなってきたな。




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