キミの隣へ





「盗み聞き? 趣味悪ぅ~」






「ちがう、たまたま」





たまたまで聞こえるわけないじゃん。

その前に聞く気がないなら窓閉めるし。






「じゃあ次から閉めますよー」





そう言って雄輔は男子の中に紛れた。








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