呪いのテディベア Ⅱ

辰己は、
浮気相手とどこかに姿を消した。

栞は、もう、父だった、辰己の事を、
自分の父親だとは思えなくなっていた。

あんな奴、あたしの父親なんかじゃない!

栞のココロは、悲しみなんかよりも、
恨み、怒りに支配されていた。










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