~ 桜 星 ~
自然に掴んだチョコが
トリュフのチョコだった。
これで手元に残ったのは
「クローバーのチョコ」
だ。
特別なチョコ。
私はそれを
先生似の上司に渡す事にした。
この時間にいなかった事がよかった。
いたら
本人に直接あげないといけない。
でも
そこまでの勇気はない。
恋愛の好きなら
勇気があったかもしれない…。
でも
これは恋愛の好きではない。
恋愛の好きで
あってはならない。
だから
いなかった事に
ホッとした。