~ 桜 星 ~
屋上の展望台にエレベーターで上り
私たちは会場に着くと
普段見ることない景色がそこに広がっていた。
窓の外は
私たちの地元が見える
天気が良かったら
もっと遠くまで
富士山も見えるかもしれない景色が広がっていた。
友達二人と
「凄いね。こんなの初めて」
「これが私たちが暮していた街なんだね。」
「キレイ、きっと夜になればライトアップされてもっとキレイだね」
と笑顔で言っては窓の外の景色に目を奪われた。
本当にキレイな景色で
曇りだった事がちょっと残念だったけど
「こんな街に私たちが暮しているんだ。」
思えるくらいキレイな景色だった。
私の頭には景色と一緒にこう思った。
「先生も
この今見える街のどこかにいるんだね。
もう連絡とかできないけど
この街に入れば
いつかどこかで再会するかもしれないね。」
と思った。
広いようで狭いこの世界のどこかに
必ず私も
友達たちも
先生も
皆がいるんだ。
と思えた。