いじめられッ子には救済を。

「のんは優しいな。」


髪をわっしゃわしゃにされた。


『そんなことないし。
いじめられッ子を放っとけなかっただけ。』


「ま、のんの良いとこは俺がわかってればいいんだけど。」

ニコッ てはにかんで
チュッ てキスをして


きゅんきゅんします。



「帰ろっか。」

『ん。』



手ェ繋いで屋上から出た。



< 130 / 160 >

この作品をシェア

pagetop