優等生☆優ちゃん!!!



――そうこうしているうちに終業の鐘




「美城、この学校には慣れそう??」


席に近寄って声を掛けたのは
日本史教師で副担の村上


「えぇ、有難うございます」


村上が来たからか
今度は人だかりはできなかった


「副担の村上雅人だ、宜しく」

「美城優です」



ギャラリーは虚ろな顔で見ている


差し詰め
村上に思いを寄せる女子
新しい恋を夢見た男子




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